別に海外編がある訳では無いのだが(汗)
20数年前自分が再婚してからと言うもの、母の日には義母へ色々
趣向を凝らしつつ贈り物をして来た自分だったが
数年前に改めてリクエストを聞いたら「イオンの商品券」と言われ
それではとプレゼントの中に商品券を混ぜて入れたりしてたものの
今年は年末に水道ポンプが壊れてお金が払えないと(15万位必要)
余裕の無い我が家でも「そりゃ一大事!」と補填した事もあって、
義母には現金がやっぱ一番だよなと銀行から振込し
「今度記帳する時にでも確認しておいて下さい」と連絡したのだが
何故か数日後に宅配便が届き、頼んだ覚えもないのにと思ったら
義母からあきたこまちが10kg送られて来て「あちゃ~」と。
これじゃ白米+送料で折角の送金分が相殺されてしまうし
電話を掛けて事情を聞いた所「関東では日本米入手が大変困難になってる」と
テレビで聞き慌てて送ったのだと、義母曰く秋田のスーパーでは
普通に店頭に並んでるし、初期に高騰してからは価格も上がってないから
埼玉の我が家の窮地を助ける為送ったとの気持ちはとてもありがたいが、
自分は備蓄家で米騒動が始まる遥か以前より、消費量は常にコントロールして来たし
(雑穀や麦を混ぜ米一辺倒に主食を偏らせない&減農薬玄米も備蓄)
最近も偶然見付けた秋田のネット直売店より駆け込みで20kg買ったばかりで
今の所窮してません。とは言えないので取り敢えずお礼は言ったが
日本人は以前より親しい相手には贈り物をし、常識として必ず半返しと言う習わしが。
いらない物が増えたり、大事なお金が消えてくジレンマ状態に自分も陥った事もあるが
そういや若い頃住んでいた分譲マンションでは奥様同士総菜回しのしきたりがあったなって
それが円滑なママ友関係に繋がったり、お金が血液の例えじゃないが
総菜の行き来がリンパ液みたいな役割を担ったりしていたんだけど
(ついでの立ち話で情報交換等)
時代が変わり、夫婦共働きが当たり前となった今や
専業主婦の手作り総菜助け合い等もう、時間的にも物理的にも無理で
「すてきな奥さん月〇万円生活チャレンジ」しなくて良い今は結局
家族や子供に取っても有難い世の中なのかなと。
日本人らしさとはと義母の相変わらず損得計算出来ない自己犠牲と献身に付いて
深く考えさせられる一件だったが(多分死ぬまで変わらない)
今後多少味が落ちようが、私には自家用精米機と言う強い味方がいるので
(最悪米の磨き直しも出来る)
今や大事な大事な日本の米を、小出しに消化させて頂きたいと思っている。